Studio-seginus5周年という記念すべき年に、社会人初作品を公開できたのは喜ばしいことです。今回は2作品を制作しました。『ペルセウスの夜』、『アサガオが咲いた日』いずれも30分前後の作品です。
作品の詳細についてはそのページをご覧いただければと思います。まずは、これまでご支援・応援を賜りましたみなさまに心より御礼申し上げます。
『ペルセウスの夜』は、生と死のはざまにおける葛藤に満ちたドラマを描いた作品です。これまでの八代作品に多かった恋愛描写を最低限に抑え、シリアスな主題を可能な限り繊細に打ち出しました。とにかく難産な作品でしたが、それだけに、模索する楽しみもひときわ大きかったです。初のサントラ制作・DTMによる主題歌の伴奏制作に成功した作品でもあります。
『アサガオが咲いた日』は、これまでの八代テイストを踏襲し、歯が浮くような恋愛ものに、ちょっと大人の切なさを入れ混ぜた作品です。これはやりたい放題やりました。とにかく楽しむことを主眼に制作を進めていったので、カメラを回していたらいつのまにか撮り終わっていた感じでした。
いずれもとても大切な作品になりました。今回の制作を通してぼくがみなさまに伝えたいことは、ひとつです。
社会人になっても、制作できるよ!
制作の夢を抱いていても踏み出せない社会人がいたら、ぜひ、一歩前に進んで欲しいです。ぼくは、この制作期間、ずっと正社員としてフルタイムで働いていました。それでもなんとか、映画2本、完成させることができました。ぼくは決して時間管理も企画運営も上手ではありませんが、それでもできました。だから、制作は、誰でも、いつでもできます。
そしてもし、Studio-seginusでの制作に関心があるのであれば、ぜひ飛び込んできてください。みんなで描きましょう!