新作公開によせて

Studio-seginus5周年という記念すべき年に、社会人初作品を公開できたのは喜ばしいことです。今回は2作品を制作しました。『ペルセウスの夜』、『アサガオが咲いた日』いずれも30分前後の作品です。

作品の詳細についてはそのページをご覧いただければと思います。まずは、これまでご支援・応援を賜りましたみなさまに心より御礼申し上げます。

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主題歌レコーディング

こんにちは、鈴木優輔です。

「ペルセウスの夜」、そして「アサガオが咲いた日」どちらも無事撮影を終えております。

先日はアサガオが咲いた日の主題歌を録ってきました。
一応主演が歌うというルール?流れ?監督のこだわり?…
どれが正解かはわかりませんが、まああるようで…
音楽経験ゼロですが、主演を務めさせていただいたので、歌いました。

監督の八代くんが作詞作曲をしてくれたのですが、けっこう良い曲に仕上がっていると思います。
昔ちょっと好きだった子に再会するという、ともすればありがちなストーリーですが、
そういった歯の浮くような映像をメインに、いやむしろそれしか撮らないレベルのところから、八代くんの映画製作はスタートしていました。

ので、そういう意味では原点回帰というか、八代イズムが満ち満ちた作品になっていると思います(笑)

主題歌も切ない歌詞で心に沁みるものがあるかと思いますので、ぜひ歌詞に耳を傾けてください。お聞き苦しい歌声かと思いますが、どうぞよしなに…

同時公開の「ペルセウスの夜」とあわせて、監督が絶賛編集作業中ですが、9/29が公開予定日です。

同日の13時から、北千住のてまり工房さんで試写会も行いますので、興味のある方はstudio-seginusのfacebook、あるいはtwitterまでご連絡をいただけますと幸いです。

どうぞお楽しみに!

「ペルセウスの夜」GWの撮影

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八代です。10連休も終わりますね。みなさまいかがお過ごしでしたか?

Studio-seginusでは、ゴールデンウィークに映画「ペルセウスの夜」の撮影を進めていました。平成最後の日にクランクインし、5月4日(土)まで撮影を続けていました。5月18日に残りのシーンを撮影し、クランクアップする予定です。

今回は大学が舞台の作品ではなかったため、会議室や飲食店、家風のパーティースペースなど、様々な場所をお借りしての撮影となりました。とくに、東北うまいもの酒場 プエドバルさんは、休業日にもかかわらず、撮影を快諾してくださいました。心から感謝します。

正直、今作の撮影は、非常に充実していた一方、頭を悩ませられたものでもありました。半年間にわたる脚本会議や各関係者の熱量が背景にあったためか、「自分だけの作品じゃない」「いい加減には撮れない」という意識が、これまでの作品に比べて強くあったのが大きいです。

「ペルセウスの夜」では生と死という非常に踏み込んだ主題を扱う一方で、各シーンに人間が日常的に経験する弱さや距離といったものが散りばめられており、両立して、観客に伝わるように描ききるのがとても難しいと感じました。一方、これまでは恋愛に特化していた主題を変え、また楽しみはもちろんクオリティの向上を目指す制作は、今までの”一歩先”へと進む充実感や達成感があり、監督としてはいまから上映が楽しみです。

そしてもうひとつ。今作は、社会人としての初作品です。大学を卒業する直前、社会人というものはじつに不自由で、苦痛にあふれたものだと思っていました。それでもぼくは卒業以降、社会人なりに創意工夫をし、なんとか、制作という活動を持続させることができています。もし、モラトリアムの終わりを恐れているひとがいるのであれば、ぼくたちが制作を楽しんでいるのを見て、ぜひ、希望を捨てずに未来を見つめてもらいたいと思っています。

これから作品情報を少しずつ投稿していきますので、楽しみにしていてください!

脚本以外の作業

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こんにちは! 八代です。

1年で一番寒い時期ですね。風邪、引いてませんか。無理しないでくださいね。

Studio-seginus新作の撮影は夏なものですから、まだ本格的な制作は始まりません。脚本もおおよそ完成しました。「じゃあ、監督、暇なの?」と言われると、そうではありません。

現在、ぼくは2つ、大きな物事に取り組んでいます。

  1. スケジューリングツールの開発
  2. DTMの勉強
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「ペルセウスの夜」脚本会議

12月29日に最新作『ペルセウスの夜』の脚本会議を行いました。

八代監督の脚本を元に登場人物の立場や思いを、監督、主演、脚本校正、プロデューサーの4人がディスカッションしイメージを共有しました。

登場人物が生きる世界や過去、そして未来について深く議論出来たと思います。

これから長い映画製作の旅が始まります。その長い旅から生み出された本作を通して、観客の皆さんに何を感じてもらえるか、今から楽しみです。

主題歌の作曲

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お久しぶりです。八代です。

映画『アサガオが咲いた日』の脚本が完成して以降、カット割りなどを考える傍ら、2つほど、大きな活動をしていました。

ひとつは、同時制作を計画している映画『ペルセウスの夜』の脚本執筆です。『アサガオが咲いた日』に対して、かなり重いタッチの作品で、『春想曲』以降扱っていなかった”生と死”に触れます。ぼく自身も思うところが大きい作品で、血を吐くように脚本を書いていました。12月末に、脚本会議があります。これについてはまた別の記事でお伝えします。

ふたつめは、主題歌の作曲です。ぼくの映画作品の音楽は『9センチ四方』を除いて、フリー音源やクラシックに大きく頼ってきました。しかし、『オリオンの季節』で主題歌を作って以降、やはり”視聴覚刺激”を主とする映画作品において、音楽も自作することはとても重要だと感じるようになりました。次制作する2作品についても、主題歌を作曲しました。前の記事で『アサガオが咲いた日』の主題歌を作曲した旨を書きましたが、『ペルセウスの夜』は少し毛色が違いました。 “主題歌の作曲” の続きを読む

脚本第二稿完成

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映画「アサガオが咲いた日」の脚本第2稿が完成しました。前回の脚本会議から1ヶ月半。社会人は油断しているとすぐ時間が経ってしまいますね。気をつけなければ……

第1稿が完成してから、脚本会議を経て、この日まで、課題となっていたのは、丁寧に関係を描くこと。雑に扱っていたキャラクターにも意義を持たせることです。
助監督2人のチェックによって、話の矛盾点や違和感はかなり修正できてきました。今のままでも、とりあえずお話としては走り出すようにはなりました。やはり人の目を通すというのは大事ですね。
そして今回、チェックを受けて感じたのは、チェックをあとで受けるのだという緊張感が、脚本を書く人間にもたらされるという利点です。私は監督ですし、映画を売る相手もいませんから、ほんとうに好き放題やっています。ですから、ここで自分を監査する立場がひとつできることは大きな変化なわけです。”なにか活用できる表現はないか……”、”かっこよく伏線にできるところはないか”とちゃんと思案するようになりました。

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映画「アサガオが咲いた日」第1回脚本会議

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社会人創作者の課題

 お久しぶりです。八代です。

 前の投稿からしばらく空いてしまいましたね。じつに色々なことがありました。
 まず、会社を退職しました。公正さですとか配属ですとか、理由はたくさん挙げられます。いずれにしても、会社を辞めました。
 1ヶ月もせずに転職先が決まったので、さほど苦労はしなかったですが、やはり会社員でない期間というものを経験できたのは、それはそれで有意義だったのではないか、と思っています。留学は少しイレギュラーでしたが、これまでは比較的、普通の社会レールに乗ってきた人生だったので、ここで初めて、自分・哲学者として生きるという感覚をしっかりと持てました。そしてなにより、新作の主人公の身の上がフリーターなものですから、少しでもその境遇に自分が重ねられるようになれたことは、創作にとっても大きいです。

 この土日もつくばに戻って、大学時代の気分を味わっていました。いろいろな悩んだり、研究したり、酒に溺れたり……いろいろなことを思い出しました。私はけっこう自分の大学生活には満足しているので、つくばに帰るとその時代に戻れて、少し幸せな気持ちになります。同時に、また映画を撮りたいな、と思い直します。

 社会人も、けっこう時間があります。もちろん学生ほど融通は利きませんが、その気になればいろいろなことができます。しかし、社会人になって失ったと思うものが、ひとつあります。それは、人間関係の広さです。1日1日、同じ業務をしているひとと大半の時間を過ごすわけですから、当たり前と言えば当たり前ですね。ですが、これは創作者には大きな課題です。自分の”人間像”を広く保っておかなければ、描くキャラクターや物語の世界観も狭まってしまうからです。

 学生時代に戻った、無職期間と働いてからの土日、私はいろいろなひとに会いました。ここで私はまた、幅広い視野を取り戻せたように思います。「アサガオが咲いた日」の登場人物は、どこかへそ曲がりで内気なところがあり、これまでの作品のキャラクター像とはちょっと指向が違います。シナリオだけではなくて、キャラクターの像が、学生時代に戻りながらも社会人が書くシナリオにおいてどう変わるのか、ぜひ楽しみにしていてください。

予算&構想作成中……

暑くなってきましたね! 八代です。

先月下旬から今日までは、配属・転勤や資格試験等で忙しく、あまり制作が進んでいないというのが正直なところです。

制作以外の構想をたくさん練っていました。制作以外になにがあるんだよ? と思ったそこのあなた。監督という生き物は、好き放題制作しているだけではないのです笑

備品問題

現在は、私が10代のときに購入した、安めのハンディカムとマイク、そして必要に応じて買い足していた三脚や一脚、照明を使って撮影をしてきました。しかしそろそろ、きちんとしたカメラが欲しいもの。社会人になって経済力がついてきたので、いまは、型の古いプロ・セミプロレベルのビデオカメラを10万前後で買えないか、と調べているところです。NEX VG20という機種に目をつけています。ほかによさげな機種がありましたら、ぜひ教えてくださいね。ちなみに当方SONY信者なので、SONYの機種でお願いいたします。

撮影だけでなく、編集環境も必要です。私はこれまで自作PCで制作をしてきましたが、つくったのはもう5年前になるので、あちこちボロが出始めています。部品交換だけでも、そこそこいい値段になりそうです。さらに、作曲環境も必要で、Cubase Proを買いたいので、そこでも出費が……お金がいくらあっても足りません笑

人員問題

環境だけでなく、人の問題もあります。これまでは大学で声をかけて集まったメンバーで撮影ができていましたが、場所が散り散りになったり、お互いに予定が変則的になったりで、これまでのような条件では撮影ができません。

一方、大学生から社会人になってもこの組織を続けるということは、地に足をつけたということでもあります。ですから、いっそ大々的にCMをつくったりして、人を募集するのもありではないか、と思い始めています。

そんな感じで、課題は山積しておりますが、なんとかひとつずつ、解決していきたいと思っています。応援よろしくお願いいたします!

ちなみに今は、ロゴマークを考えています。現行デザインは監督が必要に迫られてやっつけで作ったものなので笑 いつかはCMや名刺のシンボルになるかも!?(妄想)

脚本草稿完成!

表題の通り、脚本を無事書き終えることができました。すぐに書き終えられるかと思いきや、前回の投稿から半月が経ってしまいました。なかなか筆を執る余裕がなく、昨日思い切り書いて、そのまま書き終えてしまいました。半日はずっと書いていたでしょうか? ほかの案件は全部無視して書きました。作品って、書くモチベーションが高いときに一気に書く方がいいものができるので、まあよかったのではないかな、と思っています。

大まかな内容

会社を辞めて独身フリーター生活をしている主人公が、大学時代によく集まっていた友人に会いに行くお話です。そこに、ひそかに思いを寄せていた女性もやってきます。華々しい生活を送る同期に最初はコンプレックスを感じていた主人公ですが、昔のことを打ち明け合って、元気を取り戻していくのです。

まあこれだけ見ればちゃんとした話のようですが、要するに若いときにモテなかった人間の妄想がふんだんに盛り込まれております。

ぼくもよく夢を描いた頃よりは少し心がやつれているので、脚本を書くときは自分の夢というよりは、ノスタルジーのようなものを中心に書き進めました。

また、今作では、”ラジオ”と”アサガオ”という、ふたつのシンボルが登場します。ぼくの作品では、これまでも星だとか花だとかがシンボルに添えられたことはありましたが、おそらく今作は、シンボルというものにもっとも意識を向けた作品です。シンボルがあるだけで、びっくりするほど書きやすくなりました。

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映画「アサガオが咲いた日」脚本表紙

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