代表挨拶

初めまして。八代翔やしろしょうと申します。Studio-seginus結成時から、監督を務めさせていただいております。
さて、誰もが、なにか頭の中で物語を考えたり、そうでないにしても、映画やドラマ、小説の登場人物に自分を重ねたことがあるのではないでしょうか。映画制作というとなにか風変わりで、とっつきづらい印象があるかもしれませんが、なにも難しいことではありません。考えた物語をじっさいに描き、なりたかった登場人物になってみることなのです。それはとてもエキサイティングな体験です。
私たちは、プロの制作者ではありません。ですから、収益を気にせず、描きたいものを描くことができます。自主制作映画の醍醐味は、ここにあると思っています。とことん独りよがりで、勝手な物語でいい。思い切り両手を広げて、精一杯を描いていける。そうでなければ表現できないものが、たくさんあると私は思っています。
大きなことを書きましたが、私が映画を撮る理由はただひとつ、楽しいからです。歴史に名を残したいからでも、受賞をしたいからでもありません。物語を書くのが楽しい。キャスト・スタッフと撮影をするのも楽しい。映画の感想を聞くのも楽しい。だから、私の念頭には、いつも制作側の楽しみや感動が置かれています。私たちがそうしてつくった作品が、もし視聴者の方々をやはり感動させることができたら、こんなにすばらしいことはありません。
だから、私はカメラを回し続けています。もしあなたが、平凡な日常に退屈していたり、刺激を探していたりするならば、ぜひ私たちの映画を観て欲しい。感じて欲しい。そしてなにか衝動に駆られたら、Studio-seginusに飛び込んでくればいいのです。
映画を撮らないか。ヒーローに、なってみないか。

WRITTEN BY 八代 翔

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