こんにちは! 八代です。
1年で一番寒い時期ですね。風邪、引いてませんか。無理しないでくださいね。
Studio-seginus新作の撮影は夏なものですから、まだ本格的な制作は始まりません。脚本もおおよそ完成しました。「じゃあ、監督、暇なの?」と言われると、そうではありません。
現在、ぼくは2つ、大きな物事に取り組んでいます。
- スケジューリングツールの開発
- DTMの勉強
スケジューリングツールの開発
ひとつめのスケジューリングツールとは、撮影用のスケジューリングプログラムです。
一般的なスケジューリングツールは、プロジェクトごとにスケジューリングフォームを制作し、メンバーができるだけたくさん集まれる日を特定する、というものですが、映画というのは少し毛色が違います。
全員の予定を1度聞いて、シーン1ではAさんとBさん、シーン2ではAさんとCさんが集まれる日時を特定したい、という作業がよくあります。こういうとき、これまでは手作業でやっていました。しかし、社会人ともなると時間がありませんから、こんなことにいちいち時間を割いていられません。
そこでぼくが目を付けたのがGoogle Apps Scriptという、Googleのサービスと連携できる手軽なプログラムです。先週、集まれる日時を絞り込むまでは成功しました。これから、日時を決定してから関係者に一斉連絡する機能、時間と天候についてシーン設定との齟齬がないかをチェックする機能を実装していきます。Studio-seginus、ちょっとずつ進化しています。
DTMの勉強
ふたつめは、DTMの勉強です。DTMとは、PC上で作曲をし、じっさいに音源をつくれるソフトウェアです。
毎度毎度、サウンドトラックを作曲したい、と思いつつ、できずに終わるのが続いています。前作「オリオンの季節」は主題歌だけつくることに成功したので、次は最低でも主題歌ベースのサントラを入れたいと思っています。
予算の都合上高いDTMソフトは買えませんから、オーディオインターフェースに付属していたCubase AI/LE8というソフトを使おうとしているのですが、いかんせん素人なものですから、簡単な教則本や記事を読んで、触ってみる、ということから始めています。
成功すれば、ほんとうに、完全オリジナル作品です。
視聴覚の総合芸術である、映画。そして映画制作という組織運営。「よりよく」を追求していくとほんとうにきりのない世界ですが、手軽にできることから、少しずつ、手を広げていきたいと思っています。