脚本草稿完成!

表題の通り、脚本を無事書き終えることができました。すぐに書き終えられるかと思いきや、前回の投稿から半月が経ってしまいました。なかなか筆を執る余裕がなく、昨日思い切り書いて、そのまま書き終えてしまいました。半日はずっと書いていたでしょうか? ほかの案件は全部無視して書きました。作品って、書くモチベーションが高いときに一気に書く方がいいものができるので、まあよかったのではないかな、と思っています。

大まかな内容

会社を辞めて独身フリーター生活をしている主人公が、大学時代によく集まっていた友人に会いに行くお話です。そこに、ひそかに思いを寄せていた女性もやってきます。華々しい生活を送る同期に最初はコンプレックスを感じていた主人公ですが、昔のことを打ち明け合って、元気を取り戻していくのです。

まあこれだけ見ればちゃんとした話のようですが、要するに若いときにモテなかった人間の妄想がふんだんに盛り込まれております。

ぼくもよく夢を描いた頃よりは少し心がやつれているので、脚本を書くときは自分の夢というよりは、ノスタルジーのようなものを中心に書き進めました。

また、今作では、”ラジオ”と”アサガオ”という、ふたつのシンボルが登場します。ぼくの作品では、これまでも星だとか花だとかがシンボルに添えられたことはありましたが、おそらく今作は、シンボルというものにもっとも意識を向けた作品です。シンボルがあるだけで、びっくりするほど書きやすくなりました。

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映画「アサガオが咲いた日」脚本表紙

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新作構想中

こんにちは。八代です。

だいぶ暑くなってきましたね(^^) ダイエットのために徒歩通勤をしているので、梅雨の到来が恐ろしくてたまりません。

さて、往復1時間40分を毎日歩いていると、やはり考え事がはかどるものです。根が哲学者ですから、存在の意味だとか因果律だとかを考えることが多いですが、もちろん作品の構想をするときもあります。引きこもっていたときに比べて、構想はたくさん浮かんできます。存外早く、最新作の執筆に取りかかることができそうです。

現在構想しているのは、『アサガオが咲いた日』という映画作品で、大学時代の親友と久々に会う主人公が、昔では話せなかった真実を打ち明け合い、過去を清算するというものです。これだけ書くと重そうですが、ちょっとした恋愛映画です。恋愛映画といっても、主題は片想いなんですが……

前作『オリオンの季節』は短いものの本格的に、しみじみとした人生の一節を描きましたが、今作は八代テイストに戻って、どことなくくすぐったい夏を描こうと思っています。

制作・公開は2019年夏を予定しております。お楽しみに!